書類整理が苦手な方へ【おススメの手順】

2017年も残すところあと10日。大掃除を始めている方もいらっしゃると思います。一年間に少しずつたまった書類・・・年内になんとかして、2018年はスッキリ迎えたいですよね。

こんにちは。整理収納アドバイザーの藤井文子です。

今回のテーマは書類!!

書類・紙そのものは汚れではありませんが、気がついたらすぐ増えてしまいますよね。
書類整理をする時の手順やポイントを書きました。

さっそくスタートします(^^)


 

 

整理収納の基本の流れは、

 

  1. 片づけたいものを全部出す
  2. モノを要るモノと要らないモノに分ける
  3. 2で「要る」と判断したモノを使いやすいように収納場所を決める・作る

 

です。
主婦向け雑誌のお片づけ特集でも、上のように書いてあることがほとんどです。

 

 まず要らないモノを捨ててから(手放してから)、要るモノを収納するのが整理収納の王道。「要らないもの」を収納する必要はないからです。

 

 

で す が ・・・!

 

書類整理の場合、「要る・要らない」を判断する作業に非常~~~に時間がかかります。

 

例えば、家電の保証書が出てきた場合は日付の確認が必要です。学校のお知らせも、保管するか捨てるか、読まないとわかりません。そして読んだ上で「要るのか要らないのか悩む書類」も多いです。

 

そうなると、1.で全部出した書類の山が一向に減らず、時間だけが過ぎていく・・・となりかねません。

相手は紙1枚1枚なのですが、書類整理は予想以上にエネルギーが必要なんですね。

なので、書類整理の場合は「要る・要らない」に分ける作業は後にして、「人別・カテゴリに分ける」からスタートするのがおススメです。

 

 

まず、紙袋やクリアファイルをたくさん用意します。「どの収納アイテムを使おうかな?」ということを、このときに考える必要はありません。

とにかく、分けることに集中!です!

一番最初は、パパ、ママ、こども等の「人別」と「家関係」にわけます。

 

時間や人手がある場合は、もう少し分け方を細かくしてもOK。

 

「パパ→仕事、プライベート・・・」

「ママ→仕事、プライベート・・・」

「こども→学校、習い事、塾、テスト、友達との手紙・・・」

「家→メンテナンス、自治体、クーポンDM関係、病院・・・」など。

 

この時、「作業の手が止まらない」数に分ける(=袋を用意する)ことがポイントです。
この初手で細かくしすぎると、迷いが生じて時間がかかります。

分け方を迷うものは思い切って「その他」の紙袋に!


「学校」「自治体」などは、後から細かく分ければいいので、まずはおおまかでもかまいません。


(この作業は自分の周りに紙の山ができていきます。分類を細かくすると、作業スペースが広がりすぎて手が届かなくなりますよ~~;)

 

そして、書類を分類していき、「これ以上は分けなくてもいいかな」となった段階で、1カテゴリずつクリアファイルなどに入れます。


次に「要る・要らない」を判断していきますが、疲れていたら休んでくださいね。全ての書類が分類されているので、新しく入ってきた書類の行き先が決まっているはずです。違う種類の書類が混ざってしまい、ふりだしに戻る・・・ということを防げます。

 


書類を全部出して「要る・要らない」を決めながら、カテゴリ分けをしていると時間もかかるし、書類を広げるスペースが長時間必要になります。

でも最初に一気にわけてしまえば、後の「要る・要らない」を決める時には広いスペースは必要ありません。気持ち的にも取り掛かりやすいですし、家事の合間に進めていくこともできます。(コーヒーを入れて、音楽を聴きながら書類整理をする余裕もあったり??)

 

いつも書類整理の途中で挫折しちゃう・・・という方は、良かったら上の手順を試して下さいね。

 

 

子どもは集中できる時間が短くて飽きっぽいので、こどもに書類整理をさせる時も、一度で終わることを目標にせず、少しずつ進められる方法がおススメです。

 

 **――**――**――**――**

 

 「ほくせつママの木」は大阪北摂で講座やワークショップを開催する市民グループです。

 

講座依頼を随時受付中♪

 

今後とも「ほくせつママの木」をよろしくお願いいたします!