毎日のように熱中症のニュースが流れています。今年は、命に関わる危険な暑さです⚠️
予防策を再確認してください。
夏休み期間中、部活動が活発になる中高生。
先生方の目の行き届きにくい場所や、大会会場は特に注意が必要です。
炎天下の野球、陸上、サッカー、テニスなどは、直射日光と地熱の湧き上がりに晒され、気温以上の厳しい環境です。 またバレー、バスケット、バドミントン、卓球などは、風の影響をなくすために体育館を閉め切り、室内で発汗しきれず、結果熱が体内に篭ってしまいます。
人間は深部体温といって、大動脈に流れている血液温が高くなると、脳🧠にダメージが起こります。熱中症の深刻な危険サインは「めまい」「吐気」「頭痛」です。痛み止めを飲んで、命の危険を知らせるセンサーを切ってはいけません。
自律神経のバランスが不安定な思春期の中高生だからこそ、この凄まじい暑さの中で、熱中症から身を守る予防策が必要なのです。
①まずは朝ごはんが大前提
梅干し、お味噌汁など塩分を補給する食事内容を。
朝、コップ1杯の野菜ジュースをプラス。 バナナ🍌もカリウムが豊富でオススメ。
出かける際は塩せんべい🍘か梅干しおにぎり🍙を持たせましょう。
②携帯用水筒は2本。必ず2種類持たせる
冷たいお茶1リットル、冷たいイオン飲料1リットル両方を持たせる。
飲みたい物がその時足りていない物です。 身体が欲するものを人間は飲み分けます。
胃を冷やすと一気に血液温が下がります。
③首には濡れたタオル、頭には白い帽子
氷、保冷剤を保冷バッグに入れて携帯。
タオルを冷やしては巻き直し、脳に入る血液温を下げることを考えます。
帽子自体を水で軽く濡らしておくのも気持ち良いです。
男の子なら首から頭へと水を被るのも早いです。
保冷剤を腰のポケットに入れておくと鼠径部の太い血管が冷やせます。
④帰宅後のシャワーと睡眠
疲れを次の日に残さないことが大切。
疲労が蓄積すると身体のコンディションが悪くなり、暑さのダメージを受けやすくなります。
⑤暑さもある意味適応
2～3日暑さの中に晒されない日のあと、急に練習に参加した日が危険。
休憩を増やし、まめな水分補給を忘れずに。
手、足の末梢をすぐに冷やせる大きいバケツに水を汲んで作っておくのも良い事です。
⑥暑い時間の練習を回避
お昼12:00〜15:00の長時間の練習はこの時期避けるべき。
命に関わる暑さである認識を今一度、保護者と学校の先生方とで共有してください。
思春期の不安定な中高生だからこそ安心することなく、日々のちょっとした準備や意識づけで熱中症を予防し、暑い夏を元気に逞ましく乗り切ってもらいたいですネ。😊
⚠️意識のない切迫した緊急時⚠️
直ちに水を全身に被せて冷やす。
無理に飲ませない。 誤嚥に繋がります。
速やかに責任者に報告後、救急車を呼び搬送してください。🚑 ⇒ 🏥